占いとの付き合い方

2024/09/27

占い・スピリチュアル

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こんにちは、emuです。

悩みや不安を感じた時、特に女性は、占いやスピリチュアルな世界に意識を向けるんじゃないでしょうか。

その道を行く著名人やインフルエンサーの発信にすがってみたり、それらを常備薬のように取り入れていることがあるかもしれませんね。

私ももれなく、そんなひとりでした。

でも正直、占いはハシゴしない方がいい。なぜなら占いは、私にとって「かっ◯えびせん」だったからです(笑)。

私はなぜ占いを求めていたのか

そもそも、私が占いを求めるようになったきっかけは、幼き頃に見たアニメの影響だと思います。

普通の女の子が魔法を使ったり、変身したりと、不思議な世界観がいつでも手の届くところにあったからです。そして、その延長線上に、「星占い」がありました。

占星術と私

「何かが起きる予感」「自己実現のヒント」「好奇心」

私はこれらを自分の星に重ね、つい最近まで占星術による自己探求を続けてきました。

でも、天体の運行によってもたらされる影響を気にすることに、いつしか違和感を覚えるようになったんですよね。

なんだか星にコントロールされているみたいで、不自由に感じるようになったんです。

というのも、運勢よりも自分を知りたいって目的があったから。それからは星の運行を気にせず、自分の感覚を第一に探求することにしました。

でも、ここまでの道のりには、数多くのトラップが仕掛けられていたんです(笑)。

やめられないとまらない占い動画

私は占星術を学びはじめたことをきっかけに、引き寄せの法則やカードリーディング動画にどハマりしました。

中でもカードリーディングの動画は、複数の選択肢からピンとくるものを選び、その結果を受け取るシステムです。

占星術の動画よりもタロットリーディング動画が多い理由は、その強みが最大限に活かされるからでしょう。

この「自分で選ばせる」という行為が、とにかく憎い。「自分で運命の1枚を選択した感」が、ハンパないんです(笑)。

最初は自分が選択したカードにビビッと運命を感じたものの、私は次第に、自分が望む結果の動画を選んで視聴するようになりました。

となると、「直感」や「シンクロニシティ」なんてありゃしない。「やめられないとまらない」とは、このことです(笑)。

エンタメだとわかっていても


当然、自分が求める結果を出してくれるほど、そのチャンネルの評価は高くなります。

自然と「自分に合うタロットリーダー」として、ますますのめり込むようになりました。それはある種の、「押し活」のように。

無料で楽しませていただく分には、再生回数を増やすことなんてお安い御用なんです(そのお手軽さゆえ「チャンネルはしご民」は多いはず)。

とはいえ、これらの動画は、あくまで万人に向けられたエンタメ要素の強いもの。

分かりきっていても依存したのは、「願い」があまりにも強すぎて、その願いを叶えられない「自分の無力感」に、疲れ切っていたからかもしれません。

もしくは、そもそも個人鑑定をお願いするほどの悩みなんてなく、行動できない自分をごまかすために、無料視聴で時間を潰していただけかもしれません。

自分を肯定してくれる言葉や理想のビジョンを、外側から補充するしかなかったんでしょうね。

現実逃避の行く末

もし今の占いブームが10代の頃にあったら、確実に私の現実創造が停止していたと思います。

冒頭の「占いはハシゴしない方がいい」という背景には、こんな私の実体験があるからです。

スピリチュアルなものにのめり込むと、現実を見つめる力や、現実的に自分で働きかける力が弱まってしまうんですよね。

その先に待っているのは、「いつまでも現実化が進まない」と嘆く自分の姿なのかもしれません。

実際に、「動画を眺めているだけで、あっという間に時間が経ってた!」なんてことが多々ありましたから(笑)。

占う前から心は決まっている

なんだかんだ言って、占う前から答えは自分の中に存在しているもんだと思います。

その証拠に、占いの結果に「ウキっ」としたり「ガーン」となってしまうんですよね。

一喜一憂の感覚の奥にこそ、真の答えはある。

本音は明らかになっているのに、私は決定打を求めて彷徨っていたんです。お笑い芸人が熱湯風呂にど突かれるくらいの、強力な一押しを。

でも、変化を恐れたり、結果をコントロールしたいって執着は、結局何も生み出しませんでした。誰かが代わってくれるわけでもないし、自分で自分の背中を押して、やってみるしかないんです。

占いは、結果の波に溺れるのではなく、活かすもの。

今の私は、それを胸に刻んでいます。

決めればビジョンが見えてくる

占い動画は、その言語化によるイメージングを利用して、意図することもできます。

要は、都合のいい言葉を自分に浴びせっぷりではなく、せめてそこから「1アクション起こす」と決めるんです。

明確なビジョンを描くことなく迷っているからこそ、意図することができないんですよね。

言葉になっていない自分の望みを言語化できると、ビジョンが浮かんだり、直感が働くことがあります。

それを元に自分の目的を決め、現実的に行動することが、占いとの健全な関わり方だと思います。

時代が生み出した最強の占いコンテンツ

今の時代、AIに質問すれば、ものの数秒で診断結果を出してくれます。

私が占術を学ぶために費やした膨大な時間を帳消しにする、最強の占いコンテンツの誕生です(笑)。

でも、生身の占い師が必要なくなるわけでもないな、とは感じています。セルフレジより有人レジを選ぶように、占い師も生身の人間であってほしいと思う人もいるはずだからです。

人間が持つ共感能力や直感、そして長年の経験に基づいた洞察は、AIにはまだ代替が難しい部分でしょう。

人によって占い師に求めるものは違うけど、生身の人間であるからこその「心の共振」が、消費者にとっての安心感につながるのかな、なんて感じています。

AI診断のメリットは、AIが利己的に働かないことであり、生身の占い師のメリットは、こちらの感情の動きを読み取りながら臨機応変に対応してくれることです。

でもどちらにせよ、最後の決断と行動に関しては、自分自身にかかっていることを忘れてはならないなと思います。

現実的な一歩を踏み出すべし!

アニメ、映画、芸術作品、音楽…。

これらの原点は、スピリチュアルであると言っても過言ではありません。おおげさに言うと、「魂と肉体」「非物質と物質」のフュージョンなんです(笑)!

とはいえ、この世界は現実的に働きかけてナンボ。これらの作品が私たちのもとに届くのも、そのおかげなんですよね。

それを理解した上で、自分らしい人生創造のために、スピリチュアルを上手く活用したいものです。




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自分らしい人生創造について探求しながら発信活動をしている田舎在住の主婦

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