コンプレックスとの向き合い

2024/07/26

コンプレックス

t f B! P L
こんにちは、emuです。

多くの人が、自分の生まれ持った「容姿、身体能力、体質」について、コンプレックスを抱いた経験があるんじゃないでしょうか。

そのきっかけは、子供の頃に言われた何気ない一言、憧れの芸能人との比較、あるいは、周りの友達との違いを感じたことなど、様々だと思います。

私が抱えていた悩み

くせ毛で広がりやすい髪、つり上がった目、カモメのようにつながった凛々しい眉、出っ張った頬骨、そしてアトピー体質…。

私はこれらの自分の特徴を、いじめられる原因のひとつなんじゃないかって、思っていました。

なぜなら、特につり上がったキツネ目は、「意地が悪い」という固定観念が存在していたし、肌質は見た目があまり良くないからです。

ささやかな抵抗

私は自分の外見を変えたくて、中学時代はヘア雑誌を読みまくっていました。

そして、重苦しい黒髪をほんのり茶色にしようと、カラートリートメントや脱色スプレーを試していたんです。

でも、効果はほんのわずか。光が当たると、なんとなく明るく見える程度です。

ところが、運動会の練習をしていたある日のこと、少しヤンチャな同級生(昔懐かしのヤ◯キーさん)からトイレに呼び出され、「アンタ、ちょっと髪色明るいんじゃない!?」と、強めの忠告を受けました。

結局、ビビリの私は髪色を戻すことに。翌日、不自然なまでに緑がかった黒髪で、登校しました(笑)。

もちろん校則違反なんだから、当然のことですけどね。高校受験もあることだし、仕方なく「ヘアアレンジ」で乗り切ることにしました(で、高校生になって髪色チェンジを再開する)。

今思えば、何も言わない先生よりも、ヤンチャな同級生の方が校則に厳しいなんて、面白いですよね。

おしゃれは命がけ?

社会人になってからは、学生時代の縛りから解放され、髪色や髪型を自由に変えられるようになりました。

美容師の仕事にもチャレンジして、散々、カラーリングやパーマを楽しみました。

とはいえ、「おしゃれは命がけ」という言葉があるように、特に肌が弱い私は、自分のスタイルを貫くために様々なリスクを背負うことに⋯(頭皮がただれたり)。

こうしてコンプレックスに抗い続けた結果、40歳を迎える頃には、カラーリングもパーマもできなくなりました。

理由は、アトピー性皮膚炎の悪化です。

コンプレックスと向き合う

「一体、私はどうすればよかったんだろう? 」そう考えるうちに、ようやく答えにたどり着きました。

それは、自分の生まれ持った資質を受け入れ、自分に合うおしゃれの方法を見つけること。

周囲の価値観にとらわれず、自分が心地良いと感じる方法を選ぶことが大切だったんです。

自分らしさを大切にする

アトピーという肌質を受け入れ、肌に優しいケアを心がけるようになった結果、今では髪も肌も健康を取り戻しつつあります。

それに、以前はつり上がっていた目も、年齢を重ねるにつれて、穏やかな表情に見えるようになった気が(笑)。ボリュームのある髪も、まとめ髪で楽しめますしね。

眉毛は、高校時代に抜きすぎて、欲しいところに毛が生えなくなりました(全ゾリしたら生えるかなと思ったけど、無理でしたね 笑)。

捉え方ひとつで、コンプレックスだと思っていたものが、個性として受け入れられるようになりました。

自分自身を大切にし、ありのままの自分を認めることで、自然と心の状態も変化していくんですね。

私は、今の自分が大好きです。

≪真面目モードの自己探求Blog≫ 



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自分らしい人生創造について探求しながら発信活動をしている田舎在住の主婦

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