こんにちは、ミオドットエムです。
本田健さんのハッピーライティングマラソン。もう一息で現在のお題に追いつけそうです。
第7回目のお題は、「あなたが20代に読んで、感動した本はなんですか?」です。
えーっと…、ブラウザ閉じていいですか(笑)?
これまで散々「活字苦手」「本は薄い方がいい」「実用書ならいいけどね」なんて書いてきたこの私に、「感動した本」について書けと!?
…はい、書きましょう!
多分、この流れでいけば「30代バージョン」の質問も来るはず!
それならちゃんと、「感動した本」が満を持して登場するので、ここはなんとしてでも、華麗に(?)しのいでみせましょう!
さて、20代後半の私が人生で感動した本は…ズバリ、全編カラーの「節約本」です(やっぱりかいっ!)。
実家暮らしのまま家事を母に頼りきっていた私でしたが、28歳で結婚し、初めて「家計を預かる身」となりました。
限られた予算内でやりくりするために私が買い求めたのは、やはり「実用的」としか言いようのない節約本だったんですね。
- 月々の支払いと貯蓄の管理
- 日々の献立の決定
- 食料の買い出し
- 家計簿のつけ方
- いかに安くボリューミーな食事を作るか …など。
ベテラン主婦たちの、血と汗と涙が滲むような節約術の数々に、若葉マークのペーペーだった私が感動しないわけがありませんっ!
「え、こんな裏技が!?」と、目が釘付けでした。
と同時に、母に対する尊敬の念が、ぐっと強まりました。
なぜなら、私は一時期、母のような専業主婦になりたくないと思っていた時期があったからです。
「社会的な肩書が無いのは肩身が狭いし、不自由そうに見える」…そんな勝手な思い込みに囚われていたんですよね。
でも、自分が主婦になってはじめて、陰で家を支える役割の重要性、そしてその価値の大きさに気づき、考えを改めました。
そういう意味で「節約本」は、私に「家計の知恵」だけでなく、「当たり前」の中に隠された、大切な「役割」と「価値」を見出す感動と学びを与えてくれたのだと、今では強く感じています。

