自分とか、ないらしいよ

2025/08/01

私の本棚


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こんにちは、ミオドットエムです。


みなさん、この本を読んだことはありますか?




私は、スピリチュアルなことに興味があります。


でも、スピリチュアルとか哲学って、考え始めると現実創造が止まってしまう傾向があるんですよね。


いくら人生に悩んでいるとはいえ、自分の思うように生きると決めたからには、宗教にまで手を出して、立ち止まる必要はないと思っていたんです。


だから、この本が発売されても、意地でも読もうとしませんでした。


それなのに、ネットを見ていたら、ちょいちょい視界に入ってくるわけですよ(笑)。


結局、「自分とかないって言うけど、『ない』と『ある』はセットじゃん!」なんて思いながらも、ついつい読んじゃったんですよね…(苦笑)。


私は、難しい専門書を読むのが本当に苦手なんです。


でも、この本は360ページほどあるにもかかわらず、一日に2度読んでしまうほど面白い本でした!


この本は、筆者の自虐的なストーリーに始まり、なぜ彼が東洋哲学に行き着いたのかや、哲学者たちの教えを、独自の視点や解釈を用いてわかりやすく伝えてくれています。


何より、面白い比喩を織り交ぜながら、口語的な文章表現で書かれてある点が、最後まで読む人を飽きさせないと思うんですよね。


とにかく、テンポがいいんです。


しかも、筆者の言葉選びのセンスが、私にはドンピシャすぎて(笑)。肩を震わせてニヤニヤしながら読める哲学書って、この本が初めて。


歴史の時間に「なんか凄いお坊さん」として聞き流した「あの名前」や「この名前」。そんな彼らに人間味を感じられました。


細かいことは覚えられないけど(笑)、忘れたら何度読み返してもいいと思えるし、なぜか雰囲気だけで言わんとすることが伝わるんですよね。


「あのアニメのシーンって、もしかして、このことを表現してたのかな?」なんてイメージもしやすくて。


世の中のことは、結局すべてここに繋がるんだろうなと思わせてくれる一冊でした。


私のように感覚的に物事を捉えるのが得意な人は、書籍のイラストや写真を見ながら楽しめると思います。


「難しい本アレルギー」の人でも、東洋哲学の入門書としておすすめしたいと思える本でした♪





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